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部員ブログ

武蔵日記【4年生バトンリレー】#7

2023年11月01日

今回は、選手引退後学生コーチを務める石井開のバトンリレーです!!ぜひご覧ください👀🏉

コーヒーが大好きな三室佑奈からバトンを受け取りました。石井開です。彼女の印象としては、いつも明るく、一眼レフやスマホで部員を撮っているイメージがあります。そんな彼女が撮る写真には、部員がいつも笑顔で写っています。この笑顔の理由は、いつも佑奈ちゃんの明るい笑顔があるからこそだと思うほど、毎日笑顔が絶えない彼女です。この部活が明るいのも、笑顔でいられるのも彼女がいるからだと思っています。彼女に、原稿の文字数のことを暴露されてしまい、ハードルが上がりましたが、そのハードルは潜らせていただきます。

 ここからは、私の話をさせていただきます。私の大学4年間は、病気と怪我の連続でした。

 入部当初、出身校の同じ先輩が誰一人おらず、同期も知り合いがいなかった為、部活に馴染めるかが心配でした。ですが、練習を重ねるたび同期との仲が深まり、優しい先輩たちに囲まれ、日に日に不安が消えていったのを覚えています。そんな環境に恵まれた結果、1年生ではWTBでレギュラーとして出場させていただきました。しかし、他大学との試合を重ねるごとにフィジカル面において全く通用しなかったことや昔から自信のあったスタミナも試合で足がつってしまい途中交代させられた事もありました。ここで、改めて高校と大学で試合の疲労やフィジカルの違いを痛感しました。

そして2年次では、WTBではなくSHにポジションを変更して挑戦してみました。しかし、当時同じポジションにキャプテンがいて、一度もレギュラーとして出場することは出来ませんでした。また、ラグビーと並行して簿記の勉強をしていましたが、毎日私の部屋に堂々と居座る後輩のおかげでストレスが溜まり、病気を患ってしまいました。その為、シーズン終盤は試合に出ることも出来ず、簿記の試験も1度落ち、悔しい思いをした1年間でした。ただ、後輩のおかげで勉強不足に気づき必死に勉強した結果、簿記の試験は合格できたので後輩には頭が上がりません。

 そして3年生になり、コーチから急に「開はSH向いてないよ、SHクビ」という言葉を受け、あっさりとSHという挑戦は終わりを告げました。そこから、WTBとしてプレーしましたが、シーズン中は肉離れの連続でした。夏合宿前に肉離れをし、治っては練習で再発し、再度治しても試合で負傷してしまい、先輩方から「怪我が多すぎて、使えない」「ちゃんと治せ」と怒られてしまい、大変ご迷惑をお掛けしたのを覚えています。試合に出られた一橋戦でも、1点差で武蔵が勝っているロスタイムの状況で、私のミスで先輩たちを冷や冷やさせてしまい、あのミスで負けていたと考えると今でも忘れられません。

  そして4年生では、ラグビーをした期間が2ヶ月もありません。私たちの代の練習が始まり2ヶ月が経つ頃、また肉離れや肋軟骨を骨折しました。そして、練習に復帰した初日に前十字靱帯を断裂してしまい、プレイヤーを断念することになりました。同期のみんなには、プレイヤーから離れてしまい、迷惑や心配を掛けてしまいました。特に、BKの4年生は、私と祐介しかおらず、祐介を一人にさせてしまいました。祐介、本当にごめんなさい。BKの後輩たちは、元気な人たちが多く、祐介が1人でまとめている姿を見ると、情けない気持ちで一杯です。残りの数ヶ月、後輩たちは祐介を支えてください。よろしくお願いします。

 そんな私ですが、プレイヤーを離れ、現在学生コーチとして動けているのも、同期や後輩に恵まれたからです。正直、プレイヤーとして復帰が厳しいと分かった時は、立ち直ることが出来ず、グラウンドでラグビーをやっている同期や後輩たちを見ると、辛くなってしまい、部活に対して前向きに考えることが出来ませんでした。プレイヤーではなくなった私を、同期や後輩が支えてくれたことに、私は本当に感謝しています。心配して毎日家に来てくれる後輩や怪我の後にグラウンドに行った日には、同期や後輩が私の所に話をしに来てくれたことなど、周りの優しさがあったからこそ、この部活を最後まで続けたい、できる仕事をしたいと思うようになりました。そして、学生コーチとして動き始めましたが、最初は全然上手くいかず、注意されてしまうことがありました。しかし、私にできないことや分からないことは、同期や後輩が支えてくれ、今こうして学生コーチとして活動できています。

 コーチと言っていいのか分からないほど頼りない私ですが、みんなに支えて貰った分、それ以上のお返しが出来る様に部活のみんなを支えていきます。

 長文になってしまいましたが、武蔵日記を読んで下さり、ありがとうございました。

そして、次回は部内で1番頼りになるマネージャーの上野春佳です。春佳ちゃんとは、プライベートで遊ぶほど仲が良いです。そんな彼女は、私が怪我をして遠い病院に行かなければいけない時に、オフの日にも関わらず車で送ってくれるほど優しい人です。ですが、そんな優しい一面とは裏腹に、仲のいい人にはかなり毒舌なところも彼女の魅力の一つです。次回もそんな彼女の武蔵日記をお楽しみに!

武蔵日記【4年生バトンリレー】#6

2023年10月26日

今回は4年マネージャー三室佑奈のバトンリレーです!ぜひご覧ください👀✨

「やまちゃん」こと、小林大和からバトンを受け取りました!マネージャーの三室佑奈です!

「”〇〇元気?”が口癖」だと彼に暴露されてしまいましたが、言われてみたら数えきれないほど「やまちゃん元気?」と問いかけた気がします(笑)
でも、その都度明るく応じてくれたやまちゃんに、私も元気をもらっていました!!後輩からも「やまちゃん」と呼ばれ、時にいじられ、親しまれている彼ですが、ほぼ毎試合フル出場し、FWリーダーとして皆をまとめ上げる姿はとても頼もしく、チームに本当に不可欠な存在です!

ここからは少し長くなりますが、私の4年間の思いを綴らせていただきます✍️

幼い頃からラグビーと共に生きてきた選手たちとは異なり、私がラグビーに関わったのは大学生活4年間だけでした。入学前年のW杯がきっかけで”にわかファン”の仲間入りを果たし、「間近でラグビーを見てみたい!」という思いから、全く未経験の競技に、未経験のマネージャーというポジションで携わる決断をしました。少し脱線しますが、私は幼稚園/小/中/高と異なる土地で過ごしてきたこともあり、同じ環境で何かに打ち込み続けたことがありませんでした。だからこそ、人生の大半をラグビーに捧げてきた選手たちと日々接する中で、様々な面で新たな学びと発見がありました。「大学までラグビーを続けていること」は並大抵のことではないと強く思っています。こんなことを言うとみんな謙遜しますが、私は心から尊敬しています。

マネージャーとしては、主にSNS等の広報面に注力し続けてきました。「広報を通して、武蔵大学ラグビー部をもっと多くの方々に応援してもらえるチームにしたい!」という思いのもと駆け抜けてきましたが、この思いの背景として、やはり初めてのシーズンが全敗に終わったことが大きいと思います。先の見えないコロナ禍と敗戦続きの日々が重なり、チーム全体のモチベーションが低下していることを素人ながらに感じていました。だからこそ、烏滸がましくはありますが、ポテンシャルに満ちた選手たちの魅力を対外発信することで、彼らがよりポジティブな心持ちでラグビーができればなと密かに思っていました。また純粋に、大好きなチームの皆が試合に勝って喜ぶ姿が見たいと願っていました。

そういった思いから、母の私物である一眼レフを持ち込み、新たに部員のオフショットを掲載したり、試合写真を撮影したり、Amazonほしい物リストを導入させていただき大変多くの方からご支援をいただいたり、、、と、部員のみならず本当にたくさんの方のご協力やご支援をいただき、かなり自由に広報活動をさせていただきました。初めて一眼レフで練習時の部員を撮影した際、普段何気なく見ていたありふれたひとコマが、いかに尊く、輝きに満ちた瞬間なのかを知った時の感動は今でも覚えています。それほどまでに魅力的だと思える部員のみんなを側で応援することができて、本当に幸せです。そして、私にとっては全敗から始まった部活人生でしたが、学年が上がるにつれ試合に勝つことが増えたのは、どんなことよりも嬉しかったです。勝利をチーム皆で分かち合える瞬間は何ものにも代え難く、そんな素晴らしい経験をさせていただいたこの4年間は、間違いなく人生の宝物です。

最後に。ありきたりかもしれませんが、4年間とても楽しく部活人生を送れたのは、紛れもなく素敵な人たちに囲まれていたからです!

まずはこれまで出会った先輩方。入部当初から驚くほど優しくあたたかい方々に囲まれ、「ラグビー部に入ってよかった!」と強く思えたのは間違いなく先輩方のおかげです。次に1.2年生のみんな。マネトレも選手も、私にとって本当に可愛い妹・弟たちで、みんなの些細な変化を見つけては、癒されていました!下級生ながら既に部に欠かせない存在のみんなが、今後どのようにチームを引っ張っていくのか、今から楽しみです!そして3年生のみんな。私の誕生日的に”ほぼ同期”だったこともあり、ほぼ全員とタメ口で話していたくらい仲良くさせてもらっていました!至らぬ点も多かったと思いますが、3年間明るく支え続けてくれて本当にありがとう。来年、絶対応援しに行くからね!最後に同期のみんな。文字数の関係でここでは割愛!直接伝えます!(笑) 大変なことも色々あったけど、みんなと4年間過ごせて幸せでした。本当にありがとう!!他にもスタッフ陣のみならず、OB・OGの皆様、保護者の皆様、たくさんお力添えをいただきありがとうございました。また、家族や友人をはじめ、大学生活で出会った数多くの方々に、マネージャーとしての活動及び武蔵大学ラグビー部を応援してもらっていました!本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!!

次は、同期1、いや!部内1の愛されキャラ・石井開くんです✨怪我が原因で選手の道を離れた際は私もとても悲しかったですが、今は学生コーチとして大活躍してくれています!そんな頼もしい彼ですが、学年問わず皆にいじられ、愛されている姿がとても印象的です。インスタの文字数制限(2200字)を大幅にオーバーするほど原稿を考えていたようなので、誰よりも熱い武蔵日記を読めることを期待しています!!次回もぜひお楽しみに😎

武蔵日記【4年生バトンリレー】#5

2023年10月26日

今回はFWリーダー小林大和のバトンリレーです‼️ぜひご覧ください💖✨

後輩から「そら兄」や「そらじい」と呼ばれ、皆に愛されている小屋敷空翔君からバトンを受け取りました、めちゃくちゃに面白いと言われ、武蔵日記のハードルを上げられましたLOの小林大和です。
空翔とは3年次に、両LOとしてずっと一緒に試合に出場していました。スパイクもヘッドキャップも同じであることから、硬い絆で結ばれており、いつも頼りにしています。また、同期の中で私のつまらないギャグに唯一、大爆笑してくれるのでとても気持ち良い気分になれます。笑い声が特徴的なので、聞きたい方は是非笑わせてみましょう。
そんな硬い絆があったはずの彼ですが、最近ではNo.8というカッコいいポジションに転向してしまいました。とても残念です。
空翔のことで書きたいことがまだまだ沢山ありますが、そろそろ私の話を聞きたくなってきていることでしょう。それでは、私の話をさせていただきます。長いですが最後まで読んでください。

まず私は入部当初、強豪校出身者の同期や先輩を前に不安と緊張でいっぱいでした。
毎日、レベルの高い練習についていくのが大変でしたが、秋シーズンでは試合に出場させていただきました。そこで自分自身の弱さを痛感し、来年は強くなって試合にも沢山出たいという気持ちが芽生えた矢先、2年次に半月板を損傷してしまいました。
2年次はそんなこともあり、春・夏と試合に出場できず、何とか間に合った秋シーズンでは某フォワードコーチに「お前は秘密兵器や」と言われました。なんかカッコいいなと思い、ウキウキしながら試合出場を楽しみにしていましたが、ほとんど試合に出場することは無く“秘密”のまま、幕を閉じることになりました。

そして、3年になりなんとびっくり、ほとんどの試合で80分出場することができました。“秘密”のままでは良くないと思ったのでしょう。同じLOの小屋敷君は重宝されていましたが、私は捨て駒LOとして試合に出続けました。ですが、今思えば贅沢なことですし、とてもありがたいことだったと、感謝の気持ちでいっぱいです。そんな中、迎えた秋シーズンは、4勝、勝ち越しという結果で終えることが出来ました。特に一橋戦では最後まで粘り続け1点差で勝つことが出来、心の底から嬉しかったのを今でも覚えています。

そして、4年、とうとう私達の代になりました。私はFWリーダーを任されました。同期の皆に比べると特別大変なこともないですが、キャプテンに「練習仕切ってくれ」と突然言われ、最初は皆の前で話すことなど嫌でしたが、今ではそんなに苦ではないです。こんなことを書くと、俺のおかげだとか言って調子に乗ってしまうキャプテンがいるため、この辺にしておきましょう。とは言っても無茶ぶりのおかげか、先月の秋シーズン初戦の一橋戦では最初で最後のキャプテンを任されました。緊張とプレッシャーでいっぱいでしたが何とか勝つことが出来、後輩から「勝ちキャプテン」などと言われ、キャプテンも悪くないなと思いました。ですが、1回で十分なのでもう怪我、そして体調不良にはならないでください。

こんな私ですが、ここまで楽しくやってこられたのは、先輩、同期、そして後輩に恵まれたからだと思います。卒業された先輩方は本当に皆、優しい方ばかりでした。
そして、同期は皆、個性豊かで面白い人達ばかりです。何度もミーティングを開き、練習後遅くまで話し合い、時にはぶつかり、大変なことも多かったですが、その分楽しかったことも多かったです。同期のマネージャーも含め、私にとってかけがえのない存在です。

後輩は、本当に生意気で、特に3年生は皆、“やまちゃん”と呼んできます。さん、付けで呼ばれることが少なく、中には「小林」と呼んでくる後輩もいますが、皆かわいいので許すとしましょう。普段からどちらかというと後輩寄りであるため、同期からは「後輩に甘い」や「好かれようとしている」など散々な言われようですが、まぁ間違ってはいないので反論が出来ないのが悔しいです。ですが、この日記を最後に鬼の小林となることをお約束します。これを読んだ後輩はきっと、明日からペコペコすることでしょう。

そして1.2年生は、日々4年生を支えてくれてありがとうございます。来年は、問題児が多い3年生が1番上の立場となり、大変なことも多いと思います。ですが勝つためには後輩の力が必要です。支えてあげてください。
色々語りましたが、まだ私達の代は終わっていないので皆さんの力が必要不可欠です。
これからも“ONE TEAM”で闘って行きましょう!
そして、終始ふざけた武蔵日記を最後まで読んでくださりありがとうございました。

そして次回は、コーヒーを愛してやまないマネージャーの三室佑奈です。
佑奈は、いつもニコニコしていて明るく、皆を元気にしてくれます。私が思う、彼女の口癖は「○○元気?」だと勝手に思っています。必ずと言っていいほど、グランドで会うと「やまちゃん元気~?」と言ってきます。彼女のその言葉に元気をもらった選手は私だけでは無いはずです。そんな、明るく元気な彼女ならきっと読む人を明るく、笑顔にさせるような武蔵日記を書いてくれることでしょう。皆さん、乞うご期待!

武蔵日記【4年生バトンリレー】#4

2023年10月10日

今回のバトン日記は副将の小屋敷空翔です!
ぜひご覧ください💖

うまかっちゃんが大好きな飯野大和からバトンを受け取りました、そら兄こと小屋敷空翔です。
飯野大和とは部室での席が隣同士とあって、部活のことについてからくだらない話まで毎日と言っていいほどしています。また、大和の席には毎日のように色々な紙が置かれてあり、主務の仕事で大変だったと思います。そんな大和ですが、療養期間から戻ってきた際にポケモンセンターの大きい袋を持ってきたのは笑いましたね。復帰早々ポケモンセンターで買い物してから来るなんて思ってなかったですからね(笑)
本当に大和は面白くてとても頼りにもなる人で何度も助けて貰いました。色々な面で。

現在、ラストシーズンも始まり私のラグビー人生に終わりが近づいてきています。これまでのラグビー人生にはたくさんの人との出会いがあり、たくさんの友人ができました。ラグビーを通して出来た友人はみんな優しくていつも笑っていられるいい人ばかりでした。そのため、ラグビーという競技には感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、このラグビーを始めるきっかけとなったのは両親です。どちらもラグビー未経験者なのにラグビーが好きで息子を半強制的に見学会に行かせた両親になります。それにまんまと乗せられてラグビーを始めた私でした。今思えば単純な野郎だと思います。しかし、それからしっかりとラグビーにハマっていきラグビー中心の生活になっていきました。

そんなラグビーを11年間続けてきて良いこともありましたが、悪いことも多かったです。私はこの期間でたくさんの怪我をしてきてしまいました。手術も合計で4、5回やりましたし、骨折も何度もしました。現在も試合一週間前に怪我をしてしまい、初戦と2試合目に出場することが出来ませんでした。シーズン直前だったこともあり、チームには迷惑をかけましたし、私自身も気持ち的に辛かったです。

ですが、そんな時にはいつも友人にも助けられますが、ずっと私を一番に心配してくれる両親の支えがありました。どんな怪我でも大袈裟なくらいに心配してくれてこまめに連絡をとってくれます。それをウザがったり、怒ったりして申し訳なかったです。でも、毎日のように電話をかけてくるのは流石にきつかったのでそこは許して欲しいです。また、怪我をすれば迷惑もかかるし、金銭的にもかかるのに文句一つ言ってこず、常に私のことを支えてくれて愛をいっぱい注いでくれました。そんな両親は私にとってとてもかけがえのない存在で感謝の気持ちでいっぱいです。

お母さん、お父さん迷惑をいっぱいかけました。心配もいっぱいかけました。二人の支えがもの凄く力になり、ここまでつづけることが出来ました。引退までまだもう少しあるけど、もう怪我をしないように頑張ります。なので、もう少し応援よろしくお願いします。これまで支えてくれて本当にありがとう。「お母さん、お父さんめっちゃ大好きです。」

次回は、愛称がやまちゃんの小林大和です!やまちゃんとは絶対アルバムに毎回二人の写真が2、3枚あるほど仲良くやっています。また、私の笑いのツボで、毎日笑わせてくれてめちゃくちゃに面白い人です。この武蔵日記でも笑いをとりにくると思いますのでみんなで期待しておきましょう。やまちゃん楽しみにしとるけんね!!

武蔵日記【4年生バトンリレー】♯3

2023年09月30日

【4年バトンリレー👟✨】
今回は主務、飯野大和のインタビューです!
ぜひご覧ください!⭐️

主将からバトンを受け取りました、飯野大和です。主将の小澤聖也とは高校時代からともに楕円球を追いかけて7年の月日が経とうとしています。
高校時代、彼はレギュラー、私は観客席から応援することが多く、彼の勇姿を見届けると共に、背中を追う存在、そして私の目標でもありました。そんな聖也とは今、同じグラウンドでトライを目指してボールを繋ぐことは奇跡としか言いようにありません。聖也には感謝しかないです。常に厳しい選択をして、チームの勝利を第一に考える部分は尊敬しており、私には無い強みだと思います。

そんな「チーム聖也」の終着点が見え始めた今日、大学でラグビーを取り組む上で私が気づかされたこと、それは「一勝の重み」です。試合で勝利をすることはこんなにも困難で苦しいもので。この一瞬の喜びのために多くのものを犠牲にして、全てを賭ける。今までには感じたことがなかった「試合に勝つ意味」を考えさせられる大学生活でした。

日々練習が続く中で、SNSでは友人らが旅行などを楽しむ姿に羨ましさを感じたこともありました。私は一体何をしているのだろうか。なぜラグビーを続けているのだろうか。そんなことを考えた日もあります。しかし、いつか努力したことや苦労したことが報われてほしいなという思いを胸にここまで取り組んできました。そして、チームが試合に勝利した際にはこの上ない喜びを感じることができ、最高の瞬間を味わうことができるのは、部活動のやりがいだと感じています。

「一勝」が意味するものは、私たちの喜びだけではないと考えています。チームの勝利は日頃より応援してくださる方々への「唯一の恩返し」だと気づかされました。私たちは常に誰かに支えられています。大学に通わせ、ラグビーを続けさせてくれ、応援してくれる両親並びに家族。監督、コーチ、トレーナーの日々サポートしてくださる方々。暖かい声援や支援をしてくださる、OB、OG。ラグビーをする環境を整えてくださる大学関係者の皆様。私たちは数えられないほどの人の支えによってラグビーができています。

そんな心優しい人たちの声援に応えるためには「勝利」しかないと思っています。この世界は残酷なことに、結果が全てです。努力や苦しい過程が評価されるのは結果が伴った場合のみだと思います。3年生までは「試合に勝ちたい」という思いで日々取り組んでいました。しかし、最高学年そしてチームの主務となった今季は「試合に勝たなければならない」と意識が変わりました。

私は正直、ラグビーが好きですが、大好きではないです。ただ、ラグビーには感謝しかないです。ラグビーを通じてたくさんの人と出会い、そこには多くの学びがありました。物事の考え方や価値観、挨拶や返事などの人としてあたりまえのこと。まさに人間形成そのものであり、今の私があるのはラグビーのお陰です。

最後に。これからはひとつひとつが最後となります。同期の10人と過ごした4年間は私の中でかけがえのない日々となり、一生の宝物です。同時に私のラグビー人生も幕を閉じます。最後に大輪の花を咲かせるために、目の前のことを120%で取り組むことは使命だと考えます。そして、みんなの最高の笑顔が見たいです!

次回は福岡県出身、副将の小屋敷空翔です。帰省した際には私が大好きな「うまかっちゃん」を買ってきてくれます。また、後輩からは「そら兄」と呼ばれ、信頼が厚い副将です。ぜひお楽しみに!!

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