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監督ブログ

5年間に感謝を

2020年12月05日

後輩であると同時に、今年は同期、名実ともに存在感抜群の島田千寿花(172.9㎝)からバトンを受け取りました高山智美です。今回は、お礼と僭越ながら私の話をさせてください。皆より1年分長い文章ですので心して頂きたいです笑

まず、ありきたりだとは思いますが、平素より応援頂いている皆様にこの場を借りてお礼から始めさせていただきます。先日閉幕したシーズンは多大なるご声援ありがとうございました。結果という形で応えることは出来ませんでしたが、個人的には今後のチームにとって学びの多いシーズンであったと考えております。
今年は例年以上に私達の活動がどれだけ周りの方々に支えられているかを痛感する年でした。
OBさんを始め、父母さん、スタッフ陣、学校関係者方々の支えがあってはじめて武蔵大学ラグビー部としての活動が出来る事を頭で分かっていたつもりでした。しかしこの未曾有の状況下に置かれ、恥ずかしながらやっと、本当の意味で今迄の恵まれた環境を理解し感謝することが出来ました。恐らくそれは私だけでは無く、プレーヤー達も痛感した事と思います。今年の経験、ご支援への感謝を忘れずに、来年も後輩たちは活動致します。どうか今後とも応援していただければ幸いです。
では、今年最後の締めブログと言うことで、この機会に私のラグビー部マネージャー生活も締めたいと思います。私はこの部に通常より1年長く在籍しています。高校1年生から始めたラグビー部のマネージャー生活も計8年になりました(笑)小学校より長かったんですね…。
在籍が伸びた理由は、4年生の1年間を休学し、服飾消費とサスティナビリティを学ぼうとデンマークに留学をしたからです。留学に悔いはありませんが、自分の同期が活躍する最後のシーズンに穴を開けることが正しかったかどうか今でも時折考えます。ただ、留学を決意できたのもまた部活のおかげでした。私は、3年次の部員ブログで、『プレーヤーが妥協せずに自らを追い込んで練習に励む姿を目にする度に、「自分は努力しているか」と見つめ直すことができる』と書きました。この思いが、部活をある種の言い訳にしてチャレンジを避けていた自分を奮い立たせるきっかけになりました。そこから留学計画を立て、国と企業支援の奨学金を頂き、学びたい事を全うする1年を過ごしました。自分の葛藤、賛否両論あったのも承知で、
それでも行ってらっしゃいと背中を押してくれたチーム、特に同期達に本当に心から感謝しています。
そして帰国した今年の冬、高杉をキャプテンとした新体制の部に、私は戻りました。自分が部を空けた分チームに貢献したいという思いと共に後輩が主役の場に私が戻る事に対して
不安ばかり募っていましたが、そんな私の心配をよそにかわいいマネジャー、トレーナーの後輩達を始めプレーヤー、スタッフもおかえりなさいと迎え入れ以前と変わらずにチームの一員として接してくれました。
体育会の部活で、途中で抜けると言い出す人を快く迎え入れるケースは多くないと思います。一つ下のマネージャー諏訪部も留学を経て部に戻っている1人ですが、こうした一人一人の選択を尊重し、受入れてくれる柔軟なこの部を私は本当に誇りに思います。
最後の1年は今までになく自分の出来る関わり方は何かを考え、新しい事への挑戦が多く実り多い1年に出来たと考えています。今年度力を入れた広報活動や対抗戦B合同企画(試合の中継や合同SNS運営、物販を行っていた企画)もその一つです。今年度は、なあなあになりがちだったチームの役割を学生コーチの高橋主導の元編成し直し、各々がチームを作る一員として活動する基盤が出来たと思います。そのおかげで私はグラウンドの練習サポートだけではなく、今までと違った広報という側面から新しい存在意義を発見出来ました。まだまだやれる事があったかとは思いますが、皆の魅力をチーム内外に伝える広報の長として楽しくやらせていただきました。皆の魅力を伝える事だけではなく、活動を通して部員の知らなった魅力を発見したり、部活の域を超えて他大学や武蔵大学内の他組織との繋がりが得られたことも良い刺激でした。最後の年にこんな機会を頂けたことを嬉しく思います。シーズンの結果としては振るわなかったかもしれませんが、今年は広報に関わらず、外から見えない多くの新しい基盤づくりをした年です。蒔いた種は一朝一夕で大成しません。今後今年の4年生たちが残したものを無駄にせず、大きな結果となって来年以降実をなす事を期待しています。
さて、大いに長くなってしまいました。年をとると話が長くなるという噂は本当かもしれません。嫌ですね。終わりにしましょう(笑)

5年間を通して関わってくれた全ての先輩、同期、後輩、スタッフ陣、OBさん父母さんにこの上ない感謝を。今の私を作ってくれた武蔵大学ラグビー部の益々の発展と活躍を祈って、締めくくりとさせていただきます。

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