ALL OUT
2013/07/02
月刊モーニングツー(講談社)で連載中の高校ラグビー漫画『ALL OUT!!』
ご存じの方も多いと思うが、我がチームのコーチ竹本佳正氏が編集に関わっている。
そんなラグビー漫画の編集を本業にしているサラリーマンの傍ら、選手達を指導してくれている。
もしかして武蔵ラグビーネタが『ALL OUT!!』に登場するのではないか...と、僅かに心のどこかで期待しているが、まだそのようなシーンは出てこない(笑)
個人的には、漫画に出てくる『ラグビーにはエースストライカーも4番バッターもいない。ボールを持ってる奴が主役なんだ。』のフレーズが大好きだ。
ラグビーは、一つのボールを30人の人間が奪い合うスポーツ。
なるほどボールを持てる確率は、常に30分の1。
1ゲーム80分間をその確率で除すると、一人2分40秒はボールを持てる計算。
当然にポジションやゲームの優劣によって大きく変動するものであるので意味の無い数値だけど(笑)
いずれにしても、ボールを持ったプレーヤーが、30人の中で唯一、そのボールを持って「パス」するのか、「キック」するのか、「ステップ」を踏むのか、「当たる」のかの選択権を有している。
まさに主役(^^)v
それだけに、判断の悪い選択をしたり、ミスすると恥ずかしいけど...
そして、今週の土曜日は、成蹊大学との試合(武蔵大朝霞グランド、15時30分キックオフ)
伝統の「四大戦」であり、春シーズンの最終戦でもある。
何をやるか。
この春に武蔵ラグビーがずっと取り組んできた“走力”を『ALL OUT!!』する(徹底的に出し尽くす)ことに尽きる。
“走力”を生かしたプレーから、武蔵に主役を張れる選手が多く出てくれば、結果は自ずと付いてくるだろう。