自分自身
2013/06/12
私が勤務する会社に以前『用語集』というものがありました。
当社がまだファミリーレストランを全国展開していた時代。
「言葉を統一すると、意識が統一され、動作が統一される」と教えられました。
全国どこでも同じレベルのサービス、味を提供してこそのチェーンストア。
お店で働く誰もが同じ認識をもって、一定以上の作業レベルを習得するためのツールとして必要なものでした。
そこに「チームワーク」という用語がありました。
「チームワーク」とは、「単に仲間同士が助け合うことではなく、先ず第一に自分が与えられた責任を果たすこと。その上で、仲間をサポートすること。」(原文のままではありませんが。)と。
ラグビーでも同じだなと思います。
1対1の局面でしっかりタックルを決める。
ボールを持って相手に当たった後は丁寧なダウンボールをする。
タッチキックは、
スクラムのフッキングは、
ラインアウトのスローイングは、キャッチは…
先ずは自分がやるべき役割を全うすることが、次のプレーヤーが取るべき行動に連鎖していくわけです。
そして、一人一人の責任を果たすプレーこそが仲間の信頼を生み、真のチームワークに繋がるのだと思います。
先ず何より向き合うべきは、自分自身。
基礎体力のさらなる向上を。
基本スキルのさらなる精度向上を。
2013年チームスローガン「ONE」の「O」は、「Onself」(自分自身)に「Overcome」(打ち勝つ)の「O」でもあります。