帰属
2013/05/24
2年前、私の幼稚園からの友達が経営する、ラグビー仲間が集まる、知る人ぞ知る南池袋の蕎麦屋の2階の居酒屋で早稲田大学ラグビー部OBの今泉清さんと会食する機会がありました。
2002年。
清宮監督が率いる早稲田大学ラグビー部が13年振りの大学日本一となりました。
当時のチームスローガンは『ULTIMATE CRUSH』(アルティメット クラッシュ)。
前年、大学選手権決勝で関東学院大学に敗れた試合の後半39分、5点差まで追い上げ、さらにトライチャンス。
しかし、早稲田ボールのラックから相手の選手の足が伸びてきて(本来は反則となるプレー)、早稲田のスクラムハーフがパスを捌けず、逆転のチャンスが潰れ、そのままノーサイド。
翌年。
その試合の反省から、「ラックで相手が足を出したくても出せないくらいに、ラックでは相手を捲り上げ、徹底的に圧倒する」プレーができるチームにしようということで生まれたスローガンなのだ。
と…確かに聞きました(^^;
チームスローガン『ULTIMATE CRUSH』を御旗に掲げた清宮監督は6年の指導歴で3度の大学日本一の活躍は、皆様ご存知のとおりです。
今ではどこのチームもその年に自らが取り組む課題、目標をチームスローガンとして謳います。
武蔵ラグビーが掲げる2013年のチームスローガンは、『ONE』です。
Overcome/相手を圧倒する、自分・相手に打ち勝つ
Next/次に備える、先を読む
Enjoy/ラグビーを楽しむ
チームが一つにまとまり、一番を目指して取り組む。
スローガンとは、そのチームが“帰属”する場所。
迷った時に立ち返る場所。
そう、一番大事にする大切な場所。
そんなことを思い返しながら…
明日、早稲田大学さんの胸を借りる機会をいただきました。
そして何より竹本コーチの母校との対戦でもあります。
武蔵ラグビーが何をすべきか。
言わずもがな(^^)