向き合う
2013/12/22
「向き合う」
何の目的で?
誰が?
誰と?
先日、NHKで「プロフェッショナル仕事の流儀」にイチローが出演した番組を見ました。
これまで世界で二人しか成し得なかった4000本を超えるヒットを日米通算で打ったイチローですが、それをインタビュアーに問われたイチローの答えは次のとおりでした。
「4000本のヒットより、失敗した8000本の打席に向き合う自分に価値を感じる。」
「失敗と屈辱を体に刻み込むこと。」
その悔しさの体験こそが成功に繋がるのだと。
「敵は他では無く、自分自身」
「野球はチームスポーツだけど、大切なのは個なのだ。」
テレビでは、いまラグビーの大学選手権のセカンドステージが繰り広げられています。
武蔵ラグビーは、今シーズン、十分に失敗と屈辱は味わいました。
今日テレビの向こうでゲームをしている側のより近い場所に立てるチームになるために。
何が不足で、何が必要なのか。
選手だけではありません。
選手達のベストなパフォーマンスを引き出すために、どのようなサポート体制を組むべきか。
いま向き合うは、まさに来季に向けた武蔵ラグビー関係者のそれぞれの「自分自身」なのだと思います。