仕事
2013/06/23
昨日グランドで、大怪我で練習に参加できない、ある選手と話をした。
会話の主題は、「運動量」と「仕事量」について。
そもそもラグビーをやる上での「運動量」とは何のために必要なのか。
決して体の大きくないチームの武蔵ラグビーの生命線は「走力」だと誰もが認識している。
ゲームの80分間、チームの全員が走り切れる「走力」を身に付けて、相手よりボールや人の動きに対し、より反応し、各シチュエーションでの優位性を作り出していく基礎的な総合力を「運動量」というのだと思う。
先週に大東文化大学、今日は明治学院大学とのゲーム。
強いチームと戦って思うこと。
「運動」の先にある「仕事」の量が問われることを。
例えば、いち早くマイボールのラックポイントに寄れた二人目、三人目のプレーヤーがラックで何ができるか、いや何をするのか。
二人目はラックのボールに絡む相手を綺麗にスィープしていくこと、3人目は、タイミングが良ければピック&ゴー、そうでなければ単独で寝ているはずのプレーヤーをブリッジングしてマイボールキープ…
そのための個々の強さ、プレーの精度…
「運動」とは、その先にある「仕事」をしてこそ生きるもの。
とはいえ、まずは「運動」できるための「走力」向上もまだまだ必要なことはもちろん。
「走力」、「運動量」を失った武蔵ラグビーは、その時点で何の特徴もない普通にラグビーをするチームになることを意味するわけで。
要は、武蔵ラグビーが強くなり、自らの希望達成のために取り組む課題は、当然にまだまだ沢山あるということ。
と、いろいろ考えながら、本投稿をしながら。
私も明日からの「仕事」は頑張らねば。
どのような日曜日を過ごしても、月曜日の朝は普通にやってきます(笑)